データ分析スキルを活かしお客さまのDXを推進

寅谷斗夢
2017年新卒入社
データ分析

皆さんこんにちは!
今回は、Webサイトの大規模構築案件をメインにコーディング・ディレクションを経験し、現在はメンバーズの新しい事業であるDX領域でテクニカルプランナーとして活躍する寅谷斗夢をご紹介します!

寅谷斗夢

八戸工業高等専門学校 電気情報工学科を卒業し、2017年4月メンバーズにコーダーとして入社、仙台へ配属。その後、大手時計メーカーさまや大手クレジットカード会社さまの大規模構築案件のディレクションを担当し、2020年に東京へ転勤。大手キャリア会社さまのアプリ事業推進のPMOや大手引越運送会社さまの構築案件のPMを担当し、現在は大手運送会社さまで、顧客データやWeb行動データをもとにしたDX観点でのマーケティング支援をメインに担当する。

どんな学生時代を過ごしていましたか

高専では電気情報工学を専攻し、3年生までは電気回路などの電子系、4年生以降は情報系の授業を履修していました。しかし、情報系といってもマイクロコンピュータやロボットに関する内容なので、メンバーズの領域とは全く異なっていました。

また、課外活動では陸上部に所属し種目は短距離走だったのですが、よく自分のトレーニングで走ったラップタイムをExcelに書き出して分析していました。日別のデータを見比べて天気やコンディションの相関関係を調べたり、このまま続けていった際にどれくらいタイムを縮められそうか、近似値を出したりして遊んでいました。もともとデータを分析することが好きだったので、部活動に限らずゲームでもExcelにデータを書き出して分析していましたね。

どんな就活を経てメンバーズへ入社しましたか

当時授業で学んでいた内容からすると、一般的な就職先は電力会社や組み込みシステム開発などになるのですが、僕はあまり興味が持てなくて将来何をしたいのか悩んでいました。そんな時に学校で開催された合同企業説明会でメンバーズの話を聞いて、Web業界の仕事内容に興味を持ったんです。

そこからWeb業界の企業を調べ始めて、最終的に大手電機機器メーカー子会社でデジタルマーケティング事業をしている会社とメンバーズで悩みました。ただ、前者は親会社のデジタルマーケティング支援しかできないのに対し、メンバーズは業界関係なくさまざまな会社の支援がおこなうことができ、いろんな経験を積めると思ったのでメンバーズを志望しました。

現在の仕事内容を教えてください

現在は大手運送会社さまのDX支援に携わっています。お客さま側では、一か月あたりの荷物の発送数や自宅以外での受け取り数、どれくらい不在だったかなど、膨大な量のデータを保有されています。それらのデータとデジタル領域で取得できるデータをクロス集計し、その結果をもとにどんな施策をしていくべきか戦略を立てることが、現在のメイン業務です。

しかし、今やっている業務は社内でも新しい領域なので、何が正解で何が間違いなのかわからず、日々手探りで進めている状態です。自分の性分として根拠がないと物事を進めたくないタイプなので、余計にもどかしい感じはありますね。
なので、膨大なデータをいかに活用して成果に繋げるか、DX支援の難しさを日々肌で感じています。

寅谷さんはどんなところがメンバーズの強みだと思いますか

若手でも手を挙げれば挑戦できる点です。僕自身、過去にコーダーとして案件に携わっていた時に、プロデューサー的な立場でお客さまに提案したいと手を挙げ上司から任せてもらえる機会がありました。結果、その提案は成約につながり職種を超えた業務経験をできたことで自分の自信にも繋がったので、「挑戦したい」という気持ちを応援してくれる社風だと思います。

また、メンバーズはここ数年新卒採用に力を入れていて若手社員が多いため、目指すべきロールモデルとなる先輩がいるところも良い点だと思います。年が離れていて活躍している人を見ても、存在が遠くて自分のキャリアと結び付けにくいのですが、若手で活躍している人を見るとどういうプロセスを経てステップアップしたのかがわかり、キャリアイメージがしやすいです。

今後の目標を教えてください

現在、新しい事業であるDX領域を担当しているので、今培っている知識やノウハウがそっくりそのまま会社の資産になります。
なのでまずは目の前の仕事をしっかりやり遂げ、DX領域を担える人が増やせるような環境基盤を作っていきたいです。

また、自身のキャリアとしては入社時に思い描いていたより幾分か早く成長していて、評価もしてもらっているので、「世の中を変えるようなサービス企画、データ活用方針定義」が実現できる人材になりたいです。

最後に学生へメッセージをお願いします!

学生の間は何でも熱中して取り組むことを大事にしてほしいです。
学生時代に部活でも勉強でも何でも良いので1つ熱中して取り組んだり、それこそオタクっぽさというか。僕が今担当しているデータを活用したマーケティング戦略支援は、1→100よりも0→1を生み出す考え方で、自ら新しい発見をする人、物事を突き詰められる人が向いていると思っています。

熱中する内容が殊勝なことである必要はありません。
自分が熱中できることをどういう風に仕事やキャリアに結び付けられるかが大事だと思っています。
このコラムを読んで興味を持っていただいた方は、ぜひテクニカルプランナーコースへご応募ください!