アイデアを具現化し、ユーザーへ価値を提供!アプリエンジニアの業務をご紹介

三宅貴大
2024年新卒入社
アプリエンジニア

三宅貴大
情報経営イノベーション専門職大学を卒業し、2024年4月にメンバーズへ入社。

アプリエンジニアとは?

アプリエンジニアは、スマートフォンやタブレット、デスクトップPCなど、様々なデバイスで動くアプリケーションを開発するエンジニアです。

皆さんが日々利用しているSNSアプリ、ECサイト、ゲーム、業務システムなど、私たちの生活やビジネスに密着したソフトウェアを作り上げています。
ユーザーが直接触れる画面の動きや使いやすさ(UI/UX)を設計・実装し、裏側でデータを処理するサーバーとの連携も行います。アイデアを形にし、ユーザー体験を創造する、非常にやりがいのある仕事です。

Cross Applicationカンパニーのエンジニアの特徴は、Flutterを最大限活かしより早く質の高いプロダクトを作ることで、企業のデジタルビジネス構築・運用の成果向上に貢献することができます。

アプリエンジニアを目指したきっかけは?

アプリエンジニアを目指したのは、アイデアを自ら具現化し、ユーザーへ直接価値を届けたいという思いが原点です。

学生時代、多くの人に使われるプロダクトを生み出したいと起業家精神を学ぶ大学に進みました。
しかし、どんなに良いアイデアも、それを自ら形にする技術がなければただの頭の中の考えで終わってしまうという現実に直面し、大きなもどかしさを感じました。
特に、当時考えていたアイデアがハードウェアやOSとの密接な連携を必要とするものであったため、それを実現するための技術を学ぶことに強く惹かれ、のめり込んでいきました。

アプリエンジニアとして初めて行った業務はなんですか?

私が初めて携わったのは、某大手商社向けの社内営業支援アプリケーション開発です。このプロジェクトで私は、Flutterを用いた新規機能開発やバグ修正を担当しました。
そのプロジェクトでは、ユーザーの意見を迅速に反映するため、スクラム開発Azure DevOpsを用いた包括的な開発体制、DDDTDDといった開発プラクティスが実施されていました。
学生時代からFlutterは触れていたものの、開発手法やアーキテクチャについて、実際に経験したことがなかったため理解するのに時間がかかりました。

しかし、参画した案件がプライム案件※だったということもあり、クライアントとの距離も近く質問・相談しやすい環境だったため、少しずつ不安が減り、自信もついていきました。
※プライム案件:クライアント企業から直接受注した開発案件

アプリエンジニアとして現在行っている業務はどんな業務ですか?

社内での新卒向け日報アプリ開発プロジェクトに参画しており、設計、開発、実装、テストを少数精鋭のメンバーでスピーディに対応しています。
使用している技術はFlutter、Serverpod、Terraform、Artifact Registry、ECS、ECR、Cloud Logging 等です。

技術選定においては若手エンジニアの意見も積極的に取り入れられる風通しの良い環境で、実際に、バックエンド領域でDartを採用するという挑戦的な意思決定が承認され経験年数に関わらず、意欲と能力があれば若手社員が早期から裁量と責任を得られる環境と感じています。

アプリ開発でやりがいや面白さを感じる瞬間は?

アプリ開発の最大の魅力は、自身のアイデアが具現化する瞬間です。
プログラミング学習だけでも問題解決能力は養われますが、アプリ開発はOSやハードウェアと密接に連携することで、これまで不可能だと感じていたアイデアを実現する可能性を秘めているからです。

例えば、「こんな機能があったら便利なのに」という漠然とした発想が、開発を進める中で具体的な解決策として目の前に現れることがあります。この、頭の中のイメージが現実の機能として動作する瞬間の感動は、アプリ開発ならではの大きな魅力です。
このように、自身の創造性が形となり、それが実際に人々の役に立つ可能性があるという点が、アプリ開発における何よりのやりがいです。

アプリ開発で苦労したことなどありますか?

複雑なバグの特定と修正に最も苦労しました。
特にアプリの場合、状態管理の複雑さ多層的な技術スタック急速な技術進化による非互換性、そしてネイティブ層言語の呼び出しやOS連携など、複数の要因が絡み合うため原因の特定が難しいです。
例えば、新機能追加でエラーが発生した場合、それが複数の要因に起因すると特定に時間を要します。

ただし、そういったエラーが発生した時に、まずはエラーメッセージやログを徹底的に分析し、仮説を立て、コードの切り分け最小限の再現コード作成で問題範囲を特定するように心がけています。
それでも解決しない場合は、公式ドキュメントや技術コミュニティを駆使して類似事例や解決策を調査などを実施しています。

最後にアプリエンジニアを目指している学生に向けてメッセージをお願いします!

アプリエンジニアに求められるスキルは課題解決能力継続的な学習意欲です。
IT業界は情報の移り変わりが激しいと言われていますが、特にアプリ開発の分野は技術の進化が非常に速いです。
だからこそ、常に新しい情報をキャッチアップし、自ら学び続ける意欲が重要になります。
新しい技術を習得し、それを自分の手で形にしていく過程は、まるでパズルを解くような楽しさがあります。

ユーザーが「こんなアプリが欲しかった!」と感じるような、世の中の課題を解決するアプリを生み出せた時の達成感は格別です。
ぜひ、この変化の激しい世界を楽しみながら、未来のアプリを創造するエンジニアを目指してください。