目指すのは形や見た目だけではない、社会課題解決につながるサービスデザイン

草薙幸乃
2021年新卒入社
UI/UXデザイン

メンバーズでは若手が多く活躍しており、お客さま企業の伴走者として裁量権を持って働くことができる環境があります。そんなメンバーズにおいて案件の主力デザイナーとして働く新卒デザイナーにインタビューをしました!

草薙 幸乃

2021年4月 新卒入社

自動車メーカーにデザイナーとして常駐

なぜメンバーズに入社したのか、その決め手を教えてください

お客さまごとに社内に専任チームが形成されている、という部分に一番魅力を感じました。私はお客さまとの関係性が深く、密にコミュニケーションがとれることを就活の軸として置いていました。お客さまから出た課題をただそのまま受け取り解決するのではなく、お客さまとともに課題解決に向き合っていく、そんな姿勢を大事にする会社に入りたいと思っていたので、メンバーズでなら叶えられると思い入社しました。

また大学生活の中で、社会課題をテーマに企業との産学協同プロジェクトに取り組んでいました。その経験から、サービスやデザインを作る際に、自然と社会課題に目を向けて制作することが多くなったので、社会課題解決に向けたサービスを作っている会社も志望していました。

入社してからの仕事は具体的にどんな内容でしたか

最初はお客さま専任チームではなく、さまざまなお客さまの案件にて制作をおこなう部署への配属でした。ベテランデザイナーの先輩から直接指導してもらうことで、自分でも実感できるほど、ビジュアル力が向上した貴重な1年間になりました。

現在はお客さま専任チームの一員として自動車メーカーに常駐しており、乗車時の体験価値向上を目的とした案件で、車載インフォテイメントシステム(一般的にオーディオや映像再生なども含むカーナビと呼ばれる部分)の画面デザインに携わっています。私の担当している機能では、メンバーズのデザイナーが私一人なので苦労することもありますが、日々自己研鑽をして培ったビジュアル力を生かし、お客さまに貢献できていることを実感しています。またデザイナーとしての考えをお客さまに直接伝え、ともに議論する場もあるため、サービスが形作られていく中で、自分の意志も反映されていくことにやりがいを感じています。
車載インフォテインメントシステムは二酸化炭素を多く排出する、車などのモビリティ(交通手段や移動手段に関するモノ・コト)の一部であり、モビリティは脱炭素に直結するものです。そのため、メンバー間でモビリティについて新しいニュースや情報を共有したり、情報発信をするプラットフォームが出来上がっています。社会課題解決に貢献できる案件に携われているということも日々実感しており、この環境でお仕事をすることで、情報を積極的に取得・共有する姿勢を身に着けられたと感じています。

仕事をする上で意識していることはありますか

デザインを制作するにあたって、一つのデザイン案だけでなく複数のパターンを用意してお客さまに提案するようにしています。さまざまな視点からデザインについて検討することによって、お客さまと活発な意見交換ができ、よりよいものを制作できるからです。

また、お客さまの貴重な時間を使いミーティングをしているという自覚を持ち行動するよう心がけています。その場を有意義にするためにはどうすれば良いか考えて、思い付きで話さないようにして臨んでいます。

今後の目標を教えてください

新規事業の提案から一貫して担当できるようになりたいと思っています。

これまでは、制作物というカタチに落とし込むことを重視した業務を行っていましたが、その前段階である情報の整理から携わっていきたいです。情報整理をしていくためには、世の中のことを調査・研究する能力も必要であるため、UXリサーチについて学んでいく予定です。

また分野はまだ明確ではないですが、誰かの心をプラスの方向に働かせるような体験型サービスを作りたいと思っています。その体験によって利用者が意図せず社会課題解決に繋がることができるような、そんなサービスデザインを考えられるデザイナーになることを目標としています。

草薙幸乃の1日の仕事内容

8:00
海外のデザイナーと仕様確認の会議
8:45
チーム朝会
9:00
作業時間(デザイン制作業務やチャットの返信)
10:00
プロジェクト全体ミーティング
12:00
お昼休憩
13:00
メンバーズの先輩と1on1(隔週実施)
13:30
制作中のサービスについてメンバーズの先輩と会議(業務外)
14:00
作業時間(デザイン制作業務やチャットの返信)
16:30
デイリー会(フロントエンド、バックエンド、デザイナーが集まり今日やったことを共有)
17:00
作業時間(デザイン制作業務やチャットの返信)