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メンバーズのカンパニーには、顧客先のWeb事業部にチームのひとりとして常駐し、一緒にものづくりを進める事業体、メンバーズキャリアカンパニーがあります。
所属するデジタルクリエイターおよそ300名のうち8割近くが、このコロナ禍には在宅でリモートでのWeb制作支援を経験しました。

本コラムでは、メンバーズキャリアカンパニーの5名のデジタルクリエイターと、この2020年3月~6月を振り返り、コロナ禍でのWeb制作の気づきをリモートで共有いただきました。

話し手

・江口 美香 さん
職種:Webディレクター
得意領域:マーケティング、データ分析
業務や活動:メルマガ・MA・データ活用施策のディレクションを担当。ダイバーシティ・SDGs勉強中。

・栗田 辰男 さん
職種:テクニカルディレクター
得意領域:テック、マーケティング
業務や活動:開発からサイト構築まで幅広くディレクションを担当、オープン勉強会を主催

・野村 祐介 さん
職種:フロントエンドエンジニア
得意領域:フロントエンド全般、チーム開発サポート
業務や活動:Web開発を広く浅く経験。現在は社内スキルアップのため勉強会開催に力を入れている。

・堀川 尚吾 さん
職種:Webプロデューサー
得意領域:顧客成果向上、チームリード
業務や活動:顧客への提案、プロジェクトマネジメント、ディレクションを担当。

・三上 陽平 さん
職種:UXデザイナー・人間中心設計専門家
得意領域:情報設計、認知工学/心理学
業務や活動:UXデザイン全般、制作フロー開発、会議体ファシリテーション等。

(氏名50音順で掲載)

平常時は複数名での顧客先常駐スタイル

- みなさんそれぞれ普段はどんな形でお仕事されているんですか?現案件での常駐歴が長いメンバーから紹介をお願いします。

nomura(野村 祐介さん)

野村:2017年1月から金融系企業に常駐開始してフロントエンドを担当しています。常駐開始時は1人目の常駐者でしたが、業容拡大して現在は3名で常駐しています。

堀川:2018年10月からインターネットサービスプロバイダ事業の企業で常駐しています。当初、2人で常駐開始でしたが、徐々に拡大して現在は7名、4チームで常駐しています。主にディレクションとデザイン業務を担当しています。

江口:2019年10月からアパレル系の制作に関わる現場に常駐しています。全体で20人くらいの部署内に、メンキャリから6人で常駐していて、私はDMP運用ディレクターをしています。

三上:2020年2月末から、エンターテインメント系の制作に関わる現場で全体で6名程度のチーム内に、メンキャリから4名で常駐してUXデザインをしています。

栗田:2020年4月からWeb系の制作にかかわる現場で、全体の30人くらいのチーム内で、メンキャリから5人常駐しています。

- もしかして栗田さんはコロナ禍に新しい現場に定着した形ですか?大変だったのでは?

栗田:そうなんですが、実は半年ほど前まで行っていた現場なので、さほど定着ハードルは高くなかったです。直近妻の出産などがあり、少し勤務時間が短めの現場で勤務していました。

- なるほど、そうでしたか!お子様誕生おめでとうございます(^o^)/

 

顧客指示での一斉在宅

- それではみなさんコロナ禍で勤務の仕方は変わりましたか?

kurita(栗田 辰男さん)

栗田:私の現場は顧客指示で4月から一斉在宅でした。2回だけ端末等を受け取りに顧客先に出向きましたが、在宅で業務を開始して、現時点で出社勤務の予定はありません。

三上:私も2月末開始時点から、顧客指示で一斉在宅でした。

江口:私の現場は3月初旬から顧客指示で一斉在宅になりました。6月より出勤可能になりましたが、現在在宅勤務を継続しています。

堀川:私の現場は、4月上旬の緊急事態宣言開始時から可能なメンバーのみ在宅業務を開始する形でした。業務可能な環境が整っていないメンバーは顧客業務ではなく在宅待機になりました。6月上旬から週2回程度の常駐を開始しています。

 

それぞれの新しい仕事様式。朝会、オンオフの切り替えなどなど、、

- コロナ禍に業務のために新たに取り入れた工夫などはありましたか?

horikawa(堀川 尚吾さん)

堀川:コミュニケーションの工夫をしました。疎遠にならないようタスク管理や、雑談の機会を作るようにしました。個人的には業務とプライベートの時間を分けて、だらだら業務し続けたり、業務のことを考え続け過ぎないように気をつけました。

江口:私たちも、朝会を新たに取り入れました。顧客を含むチーム全体と、メンキャリメンバーの2種類の朝会で、コミュニケーション量を増やしました。

三上:私の所も、毎日ハドル(作戦会議)を実施し、メンバーの進捗を常に確認するようにしています。

栗田:私は自宅の作業環境をアップデートしました。モニター、ヘッドホンなど。対面での会議がWeb会議に切り替わりましたが、なるべくカメラオンにして、コミュニケーションの質が落ちないようにしています。

野村:元の業務から大きくは変えていないです。元々コミュニケーションのメインが文字ベースでのチャットでのやりとりが多く、メンキャリのメンバーの中では、感情が伝わりやすいような絵文字や顔文字の使用を推奨しています。

 

リモートだと集中できる一方で、発生した課題

- なるほど、一番大きな変化はコミュニケーションの部分だったようですね。リモートだと成果が出しやすい所、成果が出しにくい所はどんな所なんでしょうか?

mikami_2(三上 陽平さん)

三上:ユーザーインタビューなどは、協力者に物理的に集まってもらっていたものを、オンラインに切り替えたため、場所や時間の制約が減り、アポイント調整がしやすくなりました。
一方、物理的な場のコミュニケーションを活かしたワークショップなどのファシリテーションをリモートで実施していくことは、工夫が必要だなと感じています。ホワイトボードをみんなで囲んで知恵を出し合うようなことを、オンラインで同じ程度の工数で進めることは難しいと感じています。

栗田:私の場合は、自宅の作業環境を顧客先以上に快適に整えられたので、集中力が発揮でき、とても仕事が捗るようになりました。
リモートが阻害要素になりえる部分は、新規プロジェクトの立ち上げフェーズで相手の空気感が伝わりにくい、表情の細かい所まで読み取れない所は、お互いの認識が一致できているのか少し不安になる部分はあります。要所要所で方針を確認するなど、丁寧なコミュニケーションが必要と感じます。

江口:リモートの方が個人作業は集中して進めやすいです。
一方、意見の出し合いがWeb会議だけでは難しく工夫が必要に感じました。テキストコミュニケーションの中で受け取り方に迷いがある時に「これってこういうことですよね?」という軽い確認をしようか一瞬迷ったりすることがあります。個人個人の少しずつそういったことが積み重なり、大きなズレが生じたりしないよう、やはり朝会などデイリーのコミュニケーションをしていくことでカバーしていこうとしています。

野村:コーダーやエンジニアにとって在宅勤務は、コードを書くことに集中できる良い環境だと感じています。在宅だと個人作業に集中しやすいです。
ただ、リモートでの業務指示や、相手が知らない知識をレクチャーするような場合に、難しさを感じます。チームメンバーの進捗把握も、ランチタイムに進捗が聞けたり、振り返って相手の画面の様子を見れば何してるかパッと把握できた事を考えると、状況把握がしづらいという差は発生しています。
また、Web会議で周りの表情が読み辛いというのもありますね。発案に対してどう捉えられているかが伝わりにくく、会議後の立ち話で確認することもできないので、少し気がかりが残るまま会議が終わる可能性があり、工夫が必要と感じます。

堀川:私にとってリモートの利点は、遠隔地との打ち合わせを出向くか、Web会議でやるか選択肢が増えたことで、前後の移動時間をカットできるようになった所が大きかったです。
リモートだと難しいなと感じる業務は、
・細かなニュアンスを伝えながら別なメンバーに作業してもらう業務
・相手がほしい情報が出せているか確認しながら話を進める業務
・打ち合わせで確定させること
が難しいと感じました。ここはまだまだ鍛錬が必要に感じています。

 

リモートワーク時代の必須スキルとは

- それぞれの業務の性質でも様々なメリット、デメリットがありますね!それでは、リモートワークの必須スキルは何だと感じていますか?

eguchi(江口 美香さん)

江口:「言語化力」「ロジカルライティング」。誰か一人が長けていればよいわけではなく、チーム全体のリモートでの業務遂行力を高めていく必要を感じます。

栗田:ひとりきりで業務を完結させるための「集中力」と「問題解決力」、文字での対話を制するための「言語理解力」と「語彙力」です。

三上:「先読み力」。難しいですね。

野村:「テキストで簡潔に物事を伝える能力」と「リモートでも円滑にコミュニケーションを取ろうとする意思」ですね。

堀川:他の方がおっしゃられているコミュニケーション関連を総称して「リモートコミュニケーション力」、それからリモートでチームを率いる「リモートファシリテーション力」「共通認識をもたせる能力」が必要だと思います。

- 在宅派、常駐派、ずばり理想の働き方はどちらですか?

堀川:コミュニケーションに課題はあるものの、「週4在宅、週1出社」程度が一番やりやすいと感じています。在宅メリットは、通勤時間の短縮、作業環境の最適化、作業の集中が挙げられます。常駐メリットは、推進役として立ち回る時に、細かな齟齬がないか、相手(作業者やオーナー)の納得感などが確認しやすいです。

一同:おおむね同意です。現時点の社会情勢やコロナの感染拡大状況に応じて、最適な形で顧客に貢献していきたいと思います。

- 皆様業務後のお時間にご協力いただきありがとうございましたっ!

 

おわりに

今回メンバーズキャリアカンパニーのデジタルクリエイターにお話を聞いてみて、メンバーズキャリアカンパニーのデジタルクリエイターの様子が垣間見れると共に、常駐してチームで進めていた業務をリモートで進めていくために工夫している様子が伺えました。座談会の中でも「それいいね!」「ちょっと試してみようかな、、」というやりとりがありました。その他の現場のリモートワークの様子も詳しく聞いてみたいと感じました。

 

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