メンバーズでは、ベネッセコーポレーションさま(以下ベネッセさま)のデジタルマーケティング支援をおこなう中、2020年に新型コロナウイルスの感染拡大により全国的に一斉休園・休校となったことを受け、ベネッセさまの学習コンテンツを無償で利用できるよう、該当サービスのオンライン化に伴い、Webサイトの構築から運用までのほぼすべて(動画制作を除く)を一任いただきました。
今回は、プロジェクトに携わった日高・水野のインタビューをお届けします。

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日高泰慎(写真左)
2019年にメンバーズに中途入社。
WebディレクターとしてベネッセさまのWebサイトのディレクションを担当後、2020年よりユニットプロデューサーとしてチーム全体のマネジメントに携わる。

水野裕晴(写真右)
高知高等専門学校 電気情報工学科を卒業後、2018年にメンバーズに新卒入社。
エンジニアとして、大手小売会社さまや大手物流会社さまのWebサイトの運用やランディングページの制作を担当。アプリやCMSの開発、集客、収益強化の施策としてSEO監修などのフロント業務にも携わる。

現在の仕事内容を教えてください

日高:ベネッセさまのプロジェクトで、進研ゼミの販促サイトの運用に携わっています。ディレクションや提案業務をおこないつつ、50名ほどのチームメンバーのマネジメントもおこなっています。

水野:現在は大手小売会社さまのサービス開発に携わっています。チーム体制としては2名で、クライアント内の業務効率化を目的としたツールやプロダクト開発に取り組んでいます。

CSVアプローチによる本プロジェクトが立ち上がった背景を教えてください

日高:新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が日本全国に発令されようとしていた頃で、連日ニュースが報道されていました。その中で保育園や幼稚園の休園、学校の休校も相次ぎました。ご家庭によっては親もはじめての在宅勤務が始まり、在宅待機を余儀なくされた子どもの世話もしないといけないため、ストレスが溜まってしまうという声も挙がっていたんです。

その状況を見たベネッセさまが、オンラインを活用し自宅でも園や学校と同じような生活リズムで学習の機会を提供できないかと考え、このプロジェクトが発足しました。

デジタルクリエイターとしてどのような思いでプロジェクトに携わりましたか?

水野:自宅で待機する子どもたちに向けた学習コンテンツを無償で配信するサービス開発のお話をいただき、まずは素直に今までで培ってきた技術がこういったわかりやすい形で社会に貢献できることを嬉しく感じました。

その反面、ベネッセさまで制作いただいた動画を1週間の短期間で、配信するWebサイトの開発からリリースまで実施したので、エンジニアとしてはどこかでエラーが発生していないか、動画が時間通りに配信されるかなど内心ヒヤヒヤしていたことを覚えています。結果的には問題なくリリースできたので安心しました。

日高:普段ご支援させていただいている中で、メンバーズならスピード感を持って実現できるのではと企画段階からお声がけいただいたことは大変嬉しかったです。

しかし、当時は私自身も在宅勤務が始まったばかりで、作業環境をまだ十分に整えられていませんでした。慣れない環境下での業務にもかかわらず、とにかく急ぎでリリースする必要があったためとても緊張感がありました。

しかし制作を進める中で、子どもが家庭にいながら仕事をする苦労を同僚や友人から聞くにあたって、今私たちが手掛けているコンテンツは社会に対してものすごい影響を出せるのでは?と思ったことも事実です。

また、制作段階はとにかく急いで無事リリースすることに精いっぱいで、このプロジェクトがCSV事例に当てはまるとは意識していませんでした。しかし、リリース後に大勢の方にご利用いただき、「子どもが楽しみにしている」「このコンテンツのおかげで親も仕事が進められる」など、とても大きな反響があったため、これこそが社会課題解決型のCSVアプローチなんだと実感しました。

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本プロジェクトでどのような価値を提供したいと思っていましたか?

日高:ベネッセさまが急ピッチで配信用の動画を制作いただいたので、そのコンテンツを通して子どもたちが自宅でも楽しんで学習できればいいなと思いながら携わりました。また子どもたちが学習している間、親の負担が少しでも軽減できれば価値のあるコンテンツになると思っていました。

水野:とにかく子どもたちに楽しんでもらえるよう、サービスの基盤の構築・運用に努めました。今まで当たり前だった通園・通学がなくなり友達とも会えない日が続くことは、遊び盛りの子どもたちとって大きなストレスになっているんだろうと感じていました。そのため、少しでもストレスを和らげられるコンテンツを提供したいと思いながら開発を進めていました。

プロジェクトを進める上で困難だったことはありますか?

水野:子どもたちだけでなく、私たちも新型コロナウイルス感染防止のため在宅勤務に切り替えたタイミングでのサービス開発だったので、不慣れな環境でコミュニケーションをとりながら開発を進めていくことに少し苦労しました。

日高:企画を考えながら並行して制作を進める必要があったので、とにかく密にコミュニケーションを取りながら制作しました。加えて、制作する環境も制作するコンテンツも初めてだらけだったため、探り探りで進めていくのが大変でした。

プロジェクトの反響はいかがでしたか?

日高:日本だけでなく、海外からも感謝の声が届いたことには驚きました。日本と時差があるため、アーカイブも残して現地の人にも見てもらえるようにしたことが、より多くの人に貢献できたのだと思います。改めて私たちの仕事が世界にも繋がっているんだと実感しました。

水野:多くの方々にご利用いただいているという話を聞いたときは、良いプロジェクトに携われたと嬉しく感じました。一番嬉しかったのは、地元の友達とリモートでお酒を飲んでいたときに、「今しまじろうの動画が無料で配信されていて、子どもたちが夢中になってるんだよね~」とたまたま聞いたことから、身近な人たちも利用してくれていることを知ったことです。

またありがたいことに、想定以上に大勢の方々に利用いただいたことでサイトの負荷が大きくなり、一時サーバーが落ちかけていたと聞いたときには少し焦りました。しかし、それだけ多くの方々の役に立っているんだなと実感できて嬉しかったです。

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CSV事例を増やしていくために、メンバーズが取り組むべきことは何だと思いますか?

日高:メンバーズのCSVアプローチはクライアントのサービスを通して世の中を良くしていくものだと考えています。そのため、漠然とCSVの施策をしたいと考えるのではなく、まず日々の業務を通してクライアントのサービスをよく理解し、そこからどのようなCSVの施策に繋げられるかを考えることが重要だと思います。

水野:世界的に見ると、日本ではまだまだこういったCSVアプローチが認知されているとは言い難い状況かと思うので、引き続き積極的な提案と主体的に動いていくことが大事になるかと思います。そしてメンバーズが率先してCSV事例を増やすことが、他社の同様の取り組みをリードすることにも繋がるのではないでしょうか。

そのためにメンバーズとしてはどういった人材が必要だと思いますか?

日高:まず前提として、クライアントのサービスを理解しメンバーズ社員として何ができるかを考えられることはもちろん、その上で、広い視野で世の中の課題と業務を紐づけられる人材が必要だと思います。

水野:「これってCSVのアプローチができるのでは?」と普段の業務の中からチャンスに気づくことのできる感覚の鋭い人材が必要だと思います。
そのためには、日々社会課題に関する情報に対してアンテナを張ることが重要なのではないでしょうか。

このコラムを読んで、自分もマーケティングやモノづくりのスキルを身につけ、社会をより良くするデジタルクリエイターになりたい!と思った方は、ぜひメンバーズを受けていただけるととても嬉しいです!

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