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メンバーズは、「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」というVISION2030(2030年の目指す姿)を掲げ、実現に向けた戦略を策定しています。その一つの施策として新卒採用を強化しており、高専等でプログラミングを学んだ学生を毎年数十名規模で採用しています。さらに、2021年入社の新卒社員には、大学等でコンピューターサイエンスや情報工学以外を学び、未経験エンジニア職で採用された方が99名います。大学等で学んだ学問領域に加えて、課外活動でプログラミングを学んだ方が入社しており、それぞれのプログラミングの習熟度や、経験してきた学問領域はさまざまです。

多様なバックグラウンドを持つ新入社員全員が可能な限り早く現場で活躍してもらうため、内定者研修や入社後研修を企画しています。本コラムでは、2021年新卒研修の運営を担当している社員に、準備の日々を振り返ってもらいました。未経験エンジニアが早期に開発現場で活躍するためのメンバーズ流の受け入れ体制とは。

配属前から現場社員と接点を作る

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21新卒の未経験エンジニアは、本人が作成した自己PRシートを用いての面談と開発テストを実施して、志向や現状能力を確認し、2020年12月に仮配属が決定しました。
「研修の目的は、5月以降、それぞれの配属先で、早期に実務を遂行していくために必要な基礎力を身につけていくことです。仮配属以降、それぞれの現状能力に合わせて、インターン期間では3つのコースに分かれて、段階的に基礎力を積み重ねていけるようなカリキュラムを組んでいます。」と話すのは、ピープル&カルチャー室 リーダーの福田 量太。本年度の未経験エンジニアを対象とした研修の企画・運営を担当しています。

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ピープル&カルチャー室 リーダー 福田 量太

「1月のインターンでは、面談時の情報や適性を元に、コーディング基礎、コーディング応用、エンジニアリングの3つのコースに分かれます。コーディング基礎コースは、HTML+CSSの基礎固め。コーディング応用は、JavaScript+PHPの基礎固め。エンジニアリングコースは、より実践的なチーム開発を中心としたコース設定です。未経験エンジニアの多くは、フロントエンドの基礎を固めてもらうことを目的に、コーディング基礎コースに進みます。知識をインプットすることから始まり、指定されたデザインカンプをもとにHTMLコーディングを進める課題などを進めています。それぞれのコースに共通するのは、研修運営メンバーの他に、配属先の現場社員がメンターとして付き、コミュニケーションを取ってもらい、配属先の仕事やメンバーについて理解を深められるようにしています。」(福田)

開発経験や志向で配属や研修内容を最適化

入社後の4月の集合研修は前半と後半に分けて、前半は全員共通の研修としてビジネス力を高める基礎的な研修、後半は新卒各自が早期に活躍するために必要なスキルを洗い出し、技術習得していくコンテンツを予定しています。デザインやコーディング、サーバーインフラなどの専門スキルや、コミュニケーションスキルやロジカルシンキングなど、全15個のカリキュラムの中から、1~2つを新入社員自身が選択し、集中的に身に着けます。

「各部署に現場で求められるスキルをヒアリングして、現場と共に研修を設計しています。より配属された後スムーズに実務に入りやすいようにしています。」(福田)

コロナ禍により進化したオンライン学習

2020年の新卒受け入れの時期、コロナ感染拡大防止の観点から、メンバーズは業務体制をリモートワークに切り替えました。それに伴い、2020年新卒研修は、一拠点に集まる集合型からオンライン型に切り替えました。当初予定していた対面形式の研修と内容をほとんど変えず、ツールを駆使してオンラインに移行し、対面同様リアルタイムで質問したり、講師とも積極的にコミュニケーションがとったりできる環境を用意しました。オンラインにしたことで、対面研修では会う予定のなかった別拠点・別カンパニー配属の同期とも、全員が同じ環境下で研修に参加でき、グループワークなどはあえて拠点や職種混合のチームを組み、交流を図ることができました。

「2020年新卒研修は、運営側も初の試みが多くありました。オンラインならではの苦労したことは、新入社員一人一人のコンディション把握です。」と話すのは、ピープル&カルチャー室の西畑 初梅。本年度の未経験エンジニアを対象とした研修の運営・進行を担当しています。

20210419_nishihata01ピープル&カルチャー室 西畑 初梅

「画面越しでしか参加者の様子が見えないので、日々の日報やコミュニケーションから体調面や精神面での小さなアラートがあがっていないか常に見逃さないように注意していました。」(西畑)

「2021年新卒研修は更に、リモートワークで必要となるスキルの育成も追加しています。リモートになることで、チャットやビデオ会議で業務状況を相手に伝える能力が今までより、高いレベルで求められるようになったことを受け、基礎ビジネス研修の中に、ビデオ会議システムの映り方、聞き方、話し方や、文章作成基礎などを盛り込みました。またリモートになると希薄になりがちな横の繋がりなども意識して、なるべく多くの人とコミュニケーションを取れるような場所を設けるなど、新たな取り組みを考えています。また合わせて、学生から社会人になるにあたってのビジネス力やマインドセットの変化もリモートでは感じにくい部分であるため、業務に入っていくのに支障がない設計になっているかを重視しました。」(福田)

コロナ禍での研修経験を活かして、オンライン下でも新入社員ひとりひとりの向上意欲をバックアップできる研修を準備しています。研修期間も、その先の業務開始後も、ともに成長していけることを大変楽しみにしています。

メンバーズでは一緒にミッションを実現する仲間を募集しています。