2020年12月27日、株式会社メンバーズの採用担当主催でトークセッション型のオンラインイベント「なぜ常駐型ディレクター?3年以上在籍する中途社員によるパネルトーーク」が開催されました。学生、中途内定者、選考中の方々にオンラインでご参加いただきました。本コラムでは、デジタル人材事業の堀川、川口、水門によるセッションの模様を、前編、後編の2回に渡ってお届けします。モデレーターは採用広報担当の小島が務めました。コロナ禍において新たな働き方へのシフトが広がる昨今における、キャリア形成のコツについて語り合います。個人にフィットする働き方を見つけるコツとは。

スピーカー

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堀川 尚吾(ほりかわ しょうご)
メンバーズキャリアカンパニー Webクリエイターグループ所属。2017年中途入社。デジタルクリエイター執行役員としてメンバーズキャリアカンパニーの組織改善にも尽力。大手プロバイダー企業にチームで常駐。案件拡大・増員・人材育成に注力。Webプロデューサー。ファーストキャリアは医療系営業職。コロナ禍は週2出社、週3在宅勤務。

川口 恵美子(かわぐち えみこ)
メンバーズキャリアカンパニー Webクリエイターグループ所属。映画配給会社でのITサポートや外資でのカスタマーサポートなど幅広く経験後にWeb業界へ。きっかけは趣味の音楽。とあるバンドのファンサイトを立ち上げて、世界中の人と繋がる楽しみとWebを作る楽しみを知ったことから。2014年中途入社。複数の常駐先を経験。広告代理店でのWeb広告のデザイン兼ディレクションや開発案件等に従事。現在は大手EC系メガベンチャー企業常駐。Webディレクター。コロナ禍はフル在宅勤務。

水門 浩(みと ひろし)
メンバーズキャリアカンパニー Webクリエイターグループ所属。アパレルの販売、買い付け、広報関連の仕事などを経て、印刷会社のWeb受託制作の部門でWebディレクション兼デザインに従事。2017年中途入社。大手上場教育系企業に一人常駐。Webディレクター。趣味筋トレ。コロナ禍は週2出社、週3在宅勤務。

小島 京子(こじま きょうこ)/モデレーター
ビジネスプラットフォームカンパニー HRエンゲージメント室所属。2014年中途入社。中途採用、採用広報を担当。コロナ禍は週1出社、週4在宅勤務。

 

デジタル人材事業の業務体制

小島:本日はご参加ありがとうございます。転職活動をしていると「この転職で何を実現したいのか」と問われる機会が多くありますが、今日は3名のキャリアのリアルな話を聞いて、ご自身のキャリアプランを明確にする手助けになればと企画しました。登壇者も参加者もリモートでの開催となります。

 

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小島:メンバーズは1995年創業、北は札幌、南は北九州まで複数拠点があり、社員数は1500名程所属している会社です。事業が大きく2つあり「EMC事業」と「デジタル人材事業」があります。今ニュースで大手企業を中心にDX、デジタルシフトなどと言われていますが、EMC事業はそういった大企業向けにデジタルマーケティングの支援する事業。創業より脈々とやってきた、会社の軸となる事業です。もう一方のデジタル人材事業が、2014年に立ち上がった事業で、デジタルスキルを持った人たちが顧客に常駐してチームの中に入って、チームの一員として支援をしていく事業。そんな2つの事業があります。EMC事業が850名程、デジタル人材事業が550名程、残り100名程が共通のバックオフィス機能のメンバーが在籍しています。今日は後者の方、このデジタル人材事業のメンバーズキャリアカンパニーに所属する3名にお話をいただきます。
それからメンバーズはカンパニー制という組織で、ひとつひとつのカンパニーごとに会社組織のような形で社長がいて決裁してという仕組みをとっています。デジタル人材事業にどんなカンパニーがあるかを説明していきますと、Web制作全般を支援するメンバーズキャリアカンパニー、開発を支援するメンバーズエッジカンパニー、データアナリストなどデータ領域を支援するメンバーズデータアドベンチャーアカンパニー、UX領域を支援するメンバーズユーエックスワンカンパニー、プロジェクトマネジメントを支援するメンバーズブリッジカンパニーなどがあります。

 

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小島:デジタル人材事業の方は、中堅企業やベンチャー企業に3名~最大20名程度で常駐して、担当役割によってフレキシブルにアサインを調整しながら支援をしています。ではどんな形で支援しているかというと、お客様の責任者の方とやり取りする弊社側の営業担当がいて、チームの一部分に私達が入って行って支援をするという形です。チーム一人一人のキャリアプランや、担当しているサービスの成長に合わせて、チームを縮小拡大しながらご支援をしています。

コロナ禍の業務の様子

小島:1回目の緊急事態宣言解除後の2020年6月~2020年12月は、皆さんどんな形で業務をされていましたか?

堀川:私は週2出社、週3在宅でクライアントワークをしていました。お客様の環境でサーバーにアクセスして進める業務があるの日に出社をしています。メンバーズキャリアの仲間と複数名で常駐しており、メンバーと一緒に仕事した方が効率的な時などは、日を合わせて出社して業務をしていたりしています。その他にメンバーズキャリアカンパニーの社内業務も関わっていて、五反田オフィスに出社することもあります。

川口:私は2020年3月からずっとフル在宅勤務です。

水門:堀川さん同様コロナ禍に半分常駐、半分在宅の形式になりました。

 

入社の決め手は、組織づくりに関われること、質の高い業務実績、既存社員の働く様子

小島:転職を振り返ってお話を聞いていきたいと思います。堀川さんの転職のきっかけは、前職で業務内容が変化したことだったんですね。

堀川:結構長くディレクターをやっていましたが、得意領域を尖らせていきたいと思っていて、そんな時に前職の事業方針転換により自分の担当領域がディレクション中心でなく、インフラ、サーバー側の設定や管理の方向にシフトしまして。会社の事業方針と自身の得意領域にズレを感じるようになって、自分はディレクション領域をもっと磨いていきたいと思い、転職を検討しました。入社の決め手になったのは、面接で接する方々との話の中で、人を大切にする会社であるという印象を受けたことです。スピーディーだったし、話の節々や求人サイトにクリエイターを中心とした組織であるという表現がありました。それから、未完成な部分もあるけど、社員が一緒に盛り上げていると感じました。帰社会の話が印象的で、ケータリングを準備して普段常駐している社員が1ヶ月に1度集まっているという、手作り感がすごいなと感じて。わちゃわちゃ感というか、自分たちで盛り上げていく姿勢が好ましく感じました。入社後自分にとっては毎月楽しみなイベントになりました。普段東京23区内を中心にそれぞれのお客様の元でばりっと常駐しているけど、そうやって集まった時はリラックスして仲間と息抜きできるという機会になっていて、入社前に聞いていたのと思った通りだったなと思っています。

 

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メンバーズキャリアカンパニー デジタルクリエイター執行役員 堀川 尚吾

小島:そうでしたか、堀川さんが期待するディレクション領域での活躍と、仲間と未完成の組織を盛り上げていくことに魅力を感じられたんですね。実際入社後にも、組織づくりに積極的に取り組んでいますよね。どんなお考えからなんですか?

堀川:会社に所属していると歯車のひとつになりがちだと思うんですけど、当時4期目だったメンバーズキャリアは組織として大きく伸びしろがあると感じられて、会社の歯車ではなく、推進力になれるんじゃないかと感じられました。自分自身の成長だけでなく、会社も盛り上げていけると思ったし、会社が成長すれば自分だけじゃなく周りの同僚もよりよい状態で仕事ができると思い、そこに参加したいと思っていました。

小島:なるほど。次は川口さんの転職きっかけは。

川口:私は前職は一般派遣で、派遣スパイラルから抜け出したいというのがありました。一度派遣で働き始めると正社員になりづらいという問題です。まさに私も感じていて、私の場合は、派遣契約が終了するタイミングで提示される案件は多くが派遣で、正社員より収入条件が高く、先進的で魅力的な案件があり、正社員より派遣の業務内容の方が魅力的に見えて、若いうちは「今は派遣でいい、この案件を完了したらまた正社員の仕事を探そう」と思っていましたが、当時の同い年の上司が転職した時に色々と話をしていて、やりたいことをやるためには正社員になった方がいいよと、色々とキャリアに関するアドバイスをもらって、自分のキャリアを見つめ直して、正社員として働こうと決めて転職活動をしました。それから、昔メンバーズにお仕事を依頼したことがありまして、その時にとても丁寧に最後まで責任をもって応えていただいたので、信頼できる会社だなという印象がベースにありました。

 

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メンバーズキャリアカンパニー 川口 恵美子

小島:そうでしたか。入社したメンバーでも、メンバーズと仕事したことがあった方や、メンバーズの引き継ぎ資料が残っている案件を担当したことがあってメンバーズの仕事の正確さを見たことがある、とか、そんな形でメンバーズの仕事ぶりを信頼して入社された方も多くいて。Web業界って、そんな風に自分の仕事が会社の評判に繋がっていくんだなあと思いますね。なるほど、入社の決め手はなんでしたか?

川口:カンパニー社長の嶋津さんとの面談日にクリエイター向けの公開イベントがあって、社員の方々と直接お話できるチャンスかも!と思って参加しまして。そしたら、話しかけた社員の方、その方は初対面だし、採用担当者ではないクリエイターの方なんですけど、働き方とか社風とか赤裸々にひとつひとつ丁寧に説明してくれて。イベントの帰り道もちょっと駅まで一緒に帰って仲良くなったりして、率直にその方々と一緒に働きたい、仲間になりたいと思ったのが決め手でした。

小島:なるほど、社員と話した時に働くイメージが明確になったんですね。それでは次、水門さんの転職きっかけは。Webに特化した会社で働きたいと思っていたとのことですが。

水門:はい、前職は印刷会社で紙媒体が強い中小企業のWeb部門だったので、業務範囲が限られていて、Webの新しい領域に挑戦しずらい環境でした。前職まで10年以上Webディレクターをしていますが、一人親方状態が多くて。よりWebのスキルを高めたいという思いがありました。そんな中で入社の決め手になったのは、クリエイターの地位向上という嶋津さんの言葉でした。世の中にはクリエイターが安く使い潰されるというようなケースもあると思いますし、私も過去残業が多くて。この嶋津さんの言葉は、事前に転職の口コミサイトを見た時に「面接で言われた」と書いてあって、内心「本当かな」と思いながら面接に行ったら、実際自分の面接でも、嶋津さんから話の流れで自然と出てきたので、びっくりしたんです。トップの方が言っているので、本当なんだなと思いました。
また、書籍購入費や資格取得サポートなど勉強することに対しての協力的な姿勢も決め手の一つでした。ここまで積極的にやっている会社はないように思いました。私はメンバーズキャリアに入ってから、初めてWeb系の資格を取りました。今まではなんとなく避けてきた部分もあるんですけれども、積極的に支援してもらうと自分のキャリアを豊かにすることにもつながるなと感じています。

 

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メンバーズキャリアカンパニー 水門 浩

企業選びのポイントは、活躍イメージが描けるか、未曾有の事態への会社の対応、多様な案件に関われるか

小島:では次のテーマ、企業選びのポイントを聞いていきます。堀川さんはどうですか?

堀川:自分らしく働くことができて、長く続けられそうか。活躍できるイメージを持てるか。仲間を作ることができるか。100%希望がかなう会社を見つけるのは難しいので、多くを求め過ぎて、決め手に欠けるなあ、とチャンスロストするよりは、活躍出来るイメージが持てれば進めることをおすすめします。

小島:活躍出来るイメージは選考中にどんな形で得られたんですか?

堀川:似たキャリアや担当したい領域の業務を実際やっている人が多数いるかとか、仲間になれそうな人がいるかをサイトの情報や選考の中で確認してましたね。ある程度、この会社なら活躍できそうというイメージが持てたので、転職しました。特に積極的に自分の力が出せる環境かどうかというのは意識して見てました。トップダウンではなく、メンバーが改善したいことの声を上げられる雰囲気か、メンバー同士でカジュアルに楽しめるような環境があるかどうかなど。メンバーズキャリアの場合は、よく勉強会をやっているという話を聞いて、それだったら自分の今やっているようなことを発表することは役に立つのではないかと思えました。貢献できそうな役割があるかを把握できると良いと思います。入社後の活躍イメージを具体的に持つということが重要で、転職の時に次の会社で早々に活躍していくために重要なポイントだと思います。活躍できれば、おそらく長く続けられるし、色んなことが進めやすくなり、本人にとっても会社にとっても色んな有益なことがついてくるんじゃないかなと思います。

川口:私が重視したのは、
・事業コンセプトに共感できるか、コンセプト実現のために何をしているのかが明確か
・想定されるライフステージの変化があっても仕事を継続できそうか
です。自分としては事業コンセプトにしっかり共感できないと、長くその会社に対して愛着を持ったり、懸命に取り組んだりできないと思うんです。

小島:なるほど。あと事前アンケートで「残業前提だと思っていて、残業削減の取り組みや生産性に対する考え方に驚いた」という話がありましたね。

川口:そうですね、私はこの業界は残業がつきもので、体力勝負!ともう体が認識していたので、面接の時にも「御社は残業どれくらいですか」とか聞くことすらせず入社しましたけど、入社後に「おや?」と。「本当に18時に帰っちゃいますけどいいの?」みたいな。実現見込みのない目標ではなく、本当に残業削減達成に取り組んでいるんだと入社してから体感しまして。仕組み化して改善して、残業を減らしても利益を上げているのは、素晴らしいなと思いました。純粋に本当に残業って減らせるんだあと驚きました。

小島:そうですよね。私達は残業を減らしていって、生産性高く健康に働いて、その上で利益を出して基本給を上げていこうという考え方でやってきて、実現できたので、これも継続して引き続きやっている施策ですね。あと、ライフステージの変化があっても仕事を継続できそうかという点はどのように確認されたんですか?

川口:あらかじめどんな制度があるかは選考する一社一社調べるようにしていました。どちらの方が自分が求める制度があるかというのは単純比較ができる部分でもあるので。また制度の変化がある会社というのも重要かなと思います。長年同じ制度を使っているような会社ではなく、時代に即した制度にアップデートをしている会社であれば、今現時点では制度が不足していても、社員が必要になった時にアップデートしていける可能性があると思います。さらに、最近思うのは、震災やコロナなど未曾有の事態が発生した時にどんな対応をする会社なのかということは、新たな企業選びの観点かなと思っています。

 

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小島:確かに緊急事態宣言後に各社様々な社内制度の変更に関するリリースがありましたね。入社する会社についてはWebで検索すればすぐ見つけられる部分でもあるので、過去の対応など情報収集すると方針がわかりやすいかもしれませんね。水門さんの企業選びのポイントはいかがですか?

あえて常駐型を選んだ理由

水門:給与や待遇面が大事なのは大前提として、会社の色を重要視しました。自分は、言葉を選ばずに言うと、あまり固すぎない会社を求めていて、個人を尊重してくれるような会社がいいと思ってたので、そういった社内の関係性などをWeb上の情報や面接で見るようにしていました。気軽に転職できるような年齢でもないので、自分との親和性、その上での今後の発展性も考えて選びました。デジタルクリエイターの常駐事業は、人手不足の状況を見ても、今後も必要な事業だと感じました。また、自分は常駐スタイルの会社を探していて、メンバーズキャリアをはじめ、常駐スタイルの会社を数社検討しました。前職で受託で請けていた案件の中で大規模なサイトリニューアルがあって、その際にお客様先に常駐するという経験をしたんです。その時、意外と自分はこの働き方が合ってるなとすごく感じて。もし転職するのであればお客様先で一緒に働ける常駐メインの会社を探そうという軸で転職活動をしていました。様々な業種を経験できるチャンスもあるし、自分に合わない職場だった場合、転職活動をせずに職場を変えることができる点を魅力に感じていました。選考中にも常駐先を変えられるかなどを確認していました。今在籍されている方がどれくらいの頻度で変わったかとか、希望は聞いてもらえるのかとか、自分のキャリア形成に関わってくる重要なポイントだと思ったので、そのあたりは面接でよく聞きました。

小島:確かに私も説明資料に、クリエイターの常駐期間別の割合を図表を入れてましたね。3年以上が何%とか。ありがとうございます。(後編へつづく)

後編はこちら

会社選びのコツは「歯車でなく推進力になれる会社かどうか」メンバーズ中途入社者が語るフィットする会社の選び方(後編)

 

今後の私達が予定している社会人向けのイベントは、毎週開催の中途採用説明会と、月1開催のWebディレクター向けの公開研修があります。こちらのWebディレクター研修には川口さんも企画に携わっています。ぜひ興味がある方はご参加ください。本日はありがとうございました。

https://recruit.members.co.jp/event/companies/

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今後もこのようなイベントレポートの公開を予定しています。記事更新の通知はTwitterでお知らせします。ぜひフォローをお願いします!

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