月に1回、社内向けに発行しているメンバーズの社内報MEMBUZZでは、代表 剣持のメッセージや部署・社員紹介など盛りだくさんの内容となっております。今回はその中で、「CSV経営」に関する社長メッセージを紹介いたします。

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このたび、メンバーズは国連グローバル・コンパクトに参加することになりました。国連グローバル・コンパクトは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて活動を推進しており、メンバーズもそれに賛同し入会することとしました。ここで改めてメンバーズがCSV経営を世の中に広めていく方針を共有します。大きな柱は3つあります。

1つ目の柱は、消費者影響力の高い大手企業がCSV経営を実践し、成果をあげられる様にナビゲートし、支援することです。そのために、重要なことが3点あります。1点目は、消費者との共感を高めるために最も重要なオウンドメディアの企画・制作・運営を一括に担うことです。そのためには、品質だけでなくマーケティング成果を提供することが大事です。すなわちEMCの拡大です。2点目は、CSVのコンテンツやCSVのキャンペーンの方がより売上貢献度が高いことを実証することです。その実現のために、どのようなWebコンテンツの売上貢献度が高いのかを調べる「エンゲージメントサーベイ」を独自に開発し、普及させていきます。3点目は、それらを顧客企業の経営幹部層の方々にお伝えしていくことです。ユニットごとでアカウントプランを作成し、定期的に顧客企業の経営幹部向けの報告会であるマネジメントレビューを実施していくことが重要です。

2つ目の柱は、メンバーズグループにおいてCSV経営を実践し、その成果を実体験することです。小さなことでもいいので、CSV経営の方が売上に繋がるということを自ら事例を創出していくことが重要です。東北大震災の復興支援を目的に立ち上げた仙台オフィスでは、今後3年間で10億円の給与が支払われ、その多くが東北で消費され復興のための経済基盤となります。また、Web制作業界においていち早く「時短」に取り組み、永く健康的に働く環境づくりの前例を示すことで、業界の健全化に貢献します。さらに、今後も育児・介護に関する支援制度や「Womembers Program」など女性活躍の促進において、業界の先進事例となっていく方針です。また、これらの取り組みすべては、メンバーズグループの利益拡大に貢献しており、4月に東証二部上場の実現に大きな役割を果たしました。このように、社会にとってより良いことと事業とを掛け合わせ、その方が利益が上がるという構図をメンバーズが実践し、事例を示していきます。

3つ目の柱は、デザイン思考を持ったデジタルクリエイターが活躍する社会創りに貢献することです。CSV経営とは、まさにイノベーションを起こすことです。デザイン思考とは「人間中心デザインに基づいてイノベーションを起こすための発想法」です。そのため、ありとあらゆる世の中がCSV発想で溢れるためには、デザイン思考が普及すること、デザイン思考を持ったデジタルクリエイターが増えること、そしてそのようなデジタルクリエイターが尊ばれ活躍できる場が増えることが重要です。この点はメンバーズ、メンバーズキャリアを通して、実現していきたいと考えています。

しかし、CSV経営を世の中に広く浸透させ、社会の問題解決をビジネスで実現することは簡単なことではありません。実現したとしても10年20年はかかるでしょう。また、本気でやり続けても叶わないかもしれません。しかし、行動しなければ何も変わりません。実現度を高めるためには、メンバーズグループの規模を拡大して、顧客や社会的影響力を高めることが重要です。大きな事を成すためには現実社会において実力を伴わなければなにも変えられません。そして、メンバーズグループの社員がミッションの実現を信じることです。実現を信じて行動する者が1,000名、3,000名と増えればそれは絶大な力となります。加えて、風が吹くのを待ち継続することです。事を成すにはタイミングが重要です。逆風下の状況で全力で漕げば、体力を失います。追い風が吹くのを待ち、それまで信念を持って続けることです。評論するよりも一歩の行動をすることに価値があります。未来のために、ともに行動しましょう。